2013年9月1日日曜日

風立ちぬが、とても良かった


 昨日「風立ちぬ」を見に行った。感動した。★4=優だ。
 以前から宮崎駿が嫌いで、なかなか映画は見に行っていなかった。阿部ちゃんたちが見に行ってすごく良いよと言っていたので、まあそこまでいうなら、、、とおもっていたら、ごめんなさい。

 宮崎映画で感動した人は、よく「あなたはかならず好きだから、、、、」と勧めてくださる。絵の感じやら機械の魅力などからか。しかし、実は私としては、人の描きかたなどが大切なんです。宮崎映画は、人の感情が描けず、好きになれないのだ。勧善懲悪やおおげさなドラマも嫌だし。典型は未来少年コナンなんだよね。

 今回は、人々の細かいココロの変化を、ことさら描いてはいないが十分感じることができた。くやしいだとか、つらいだとかのネガティブと、しかし、なんとか先があるような気持ちの変化。現実および夢の双方の最後はなかなかいいでなないか。

 宮崎駿は巨星だ。これだけ影響力のある人は、作品によっての主張の見本になってほしい。これからはもっと見る機会を増やしたい。

 最後に、現実の辛い時代と夢の世界を分けた技巧も面白かった。ドイツの飛行機は現実で、イタリアの飛行機は夢。(笑)日本の飛行機は、、、、

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