前のブログ記事で、突然登場した阿部ちゃんを紹介する。彼女は、とても聡明で、また絵もデザインもすばらしい人だ。数年前に武蔵美のIDを卒業し教務補助を経て、今は、インドネシアの国立大学のデザインの大学院に進学した。彼女の日々を綴ったネシア日記をぜひご一読ください。インドネシアの(デザインや芸術学生の)若い人たちの考えやら、街の様子やらがありありと伝わる。エッセイごとにテーマが明確で真に迫った文章に感心する。出版社に売り込みたいと思っていた矢先、ある新聞社の記者の人にすでに見ていただいているようだ。先頃、帰国していたので、楽しいスライドを見せてもらいながらいろいろお話を伺ったのでした。
2013年9月1日日曜日
風立ちぬが、とても良かった
昨日「風立ちぬ」を見に行った。感動した。★4=優だ。
以前から宮崎駿が嫌いで、なかなか映画は見に行っていなかった。阿部ちゃんたちが見に行ってすごく良いよと言っていたので、まあそこまでいうなら、、、とおもっていたら、ごめんなさい。
宮崎映画で感動した人は、よく「あなたはかならず好きだから、、、、」と勧めてくださる。絵の感じやら機械の魅力などからか。しかし、実は私としては、人の描きかたなどが大切なんです。宮崎映画は、人の感情が描けず、好きになれないのだ。勧善懲悪やおおげさなドラマも嫌だし。典型は未来少年コナンなんだよね。
今回は、人々の細かいココロの変化を、ことさら描いてはいないが十分感じることができた。くやしいだとか、つらいだとかのネガティブと、しかし、なんとか先があるような気持ちの変化。現実および夢の双方の最後はなかなかいいでなないか。
宮崎駿は巨星だ。これだけ影響力のある人は、作品によっての主張の見本になってほしい。これからはもっと見る機会を増やしたい。
最後に、現実の辛い時代と夢の世界を分けた技巧も面白かった。ドイツの飛行機は現実で、イタリアの飛行機は夢。(笑)日本の飛行機は、、、、
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